【KNOCK OUT】龍聖の「ライオンがウサギを狩る試合」に対し、玖村修平「ライオンを逆に狩りに行く。ウサギの根性を見せる」
2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~』(U-NEXT配信)の記者会見が、11月21日(金)都内にて行われた。
すでに発表されていたKNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約3分3R延長1Rで対戦する、龍聖(BRAID)と玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が会見に出席。改めて意気込みを語った。

龍聖は2019年4月にプロデビュー。2021年10月、KNOCK OUT-BLACKフェザー級初代王座に就いた。RIZIN、巌流島でも勝利し、2023年3月には現役ラジャダムナン王者ペットセーンセーブに延長戦でダウンを奪って勝利。デビュー以来の無敗記録を更新していたが、2024年6月に久井大夢に判定負け。デビュー以来の無敗記録が「17」で途絶えた。12月にISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座を獲得すると、2025年3月のONE日本大会ではスリヤンレックに完勝を収めた。しかし、6月の久井大夢との再戦は延長戦で判定負け。10月にはGOATでロムイーサンに大差の判定勝ちを収めた。戦績は20勝(11KO)2敗。

玖村はNJKFバンタム級王座を獲得後、2018年12月にK-1デビュー。2019年3月はK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大と激戦を繰り広げた。6月はスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント3位になるも、網膜剥離で長期欠場。2020年9月からフェザー級に階級を上げ、2022年5月に新美貴士に勝利し、第6代Krushフェザー級王座獲得。2023年3月にKrushフェザー級王座を失った。2024年は連勝も2025年2月のK-1で兼田将暉にKO負け。2025年9月、約2年ぶりのKNOCK OUTで雅治を左フックでKOした。戦績は22勝(11KO)14敗1無効試合。

会見で龍聖は「ライオンがウサギを狩る試合をしたい」と言い放ち、玖村は「前回KOで勝利して2戦目で龍聖選手と戦えることに感謝して、全力で年末にアツい試合をしたい」との意気込み。
互いの印象を聞かれると、龍聖は「激闘派」、玖村は「今のキックボクシングを体現している。攻撃もディフェンスも全て出来て倒すことも出来るし、穴のない選手だと思っています。僕は穴やムラのある選手だと思うので、普通にやれば厳しい試合になると思いますが、気持ちを見せて倒しに行きたいと思います」と相手の長所と自分の短所が分かったうえで気持ちで倒しに行くとする。
「ライオンとウサギ」に例えた意味を問われた龍聖は「馬鹿にするわけじゃないし、ナメてるわけでもないですけれど、客観的に見た時に実力的なものはそれくらい差があるのかなと思いますね」と、実力差を表したものだという。

それに玖村は「ライオンを逆に狩りに行こうと。ウサギの根性を見せようと思っています」と、この試合ではウサギがライオンを狩るところを見せたいと返した。
激闘派の玖村に対し、あえて激闘するのかいつも通りスマートに戦うのか、と聞かれた龍聖は「試合展開がどうなるか分からないですけれど、スマートに終わってしまうかもしれないですし、ガチャガチャとなる展開もあるかもしれないですし。どちらの展開になってもしっかり準備をして、身体を100%作ることができれば心配はない」とした。
玖村がK-1グループからやって来たことについては「僕はあまりそういうところを意識していません。玖村選手はK-1というイメージはあるけれど、団体は違っても目指すものは一緒ですし、団体の壁みたいなのが僕は好きではない。対抗戦だとかそういう意識は全くない」と答えた。

そのことについて玖村は「前回も言いましたが、僕がKNOCK OUTに出ることによってK-1の人たちも見てくれる人がいると思うので、そうやってキックボクシングを盛り上げたいって思います。そうですね、K-1ファイターが来たというよりは玖村修平がKNOCK OUTに参戦したと思ってもらえたらと思います」と、キック界が盛り上がってくれればとした。
早くも龍聖戦が実現したことについては「まずはKNOCK OUTでフェザー級のベルトを獲って、その先に龍聖選手と戦う道が見えてくるのかなと思っていましたが、まさかこんなに早く戦うことになると思っていませんでした。KNOCK OUTを盛り上げられるチャンスだと思うし、KNOCK OUTの顔の龍星選手を倒して僕がかき回していきたい」と、龍聖を破ってKNOCK OUTに動乱を起こしたいとする。
K-1で玖村に2度勝利している軍司泰斗と練習している龍聖だが「軍司くんとはまだあまり話してなくて。やるんだよねって話をしたら『そうなんだ笑笑』みたいな感じでしたね。スリヤンレックの時みたいな感じのノリで、軍司くんに聞いてみたいとは思います。でも軍司くんとはスタイルも違いますし、ルールも違いますし、僕らしい試合を見せるだけ。軍司君が勝っているというのはあまり意識してないですね。僕らしい試合をして2025年をKOで締める。集中して試合に向かって行きたい」とした。
玖村も「スタイルも違うと思うので関係ないと思っています。僕が普通に戦っても面白くないと思うし、せっかく年末なので激闘に持っていってアツい試合をしたいと思っています」と、2025年のキックボクシング界を締めくくるにふさわしい激闘にしたいと誓った。
